コントロールユニット本体一体タイプ

コントロールユニット本体一体タイプ

製品の概要

プラントの配管が固定されていない場合、内圧などの影響で配管を移動させようとする力(推力)が発生します。この推力はゴム伸縮継手を伸ばそうとする力としてはたらきます。ゴム伸縮継手に設計変位量以上の過剰な伸びが生じないようにする装置(コントロールユニット)を設置する場合があります。当社では通常”バックプレート型”とよばれるコントロールユニットを設置します。しかし、近年の傾向としてプラントの配管にFRP管を用いることが多くなってきています。このFRP管のFRPフランジに通常のバックプレート型コントロールユニットを設置すると、発生する推力が大きい場合にFRPフランジ部を圧壊させる恐れがあります。
本体一体型は、プラント配管がFRP管の場合でも安全に使用できるように設計・製作したゴム伸縮継手です。本体一体型のコントロールユニットでは、バックプレート型コントロールユニットのように相手FRPフランジに推力を作用させないため、FRPフランジを圧壊させることはありません。


製品の特徴

  • 相手フランジにはコントロールユニットにより推力を作用させないので、相手フランジを破壊することがありません。
  • 相手フランジ側にコントロールユニットのプレートを取付けられない機器(バルブ、ポンプなど)にも設置可能です。
  • バックプレート側コントロールユニットと比べて、相手配管との接続後に取付けることができるため、コントロールユニットの取付が簡単です。

製品イメージ

コントロールユニット本体一体タイプ
資料ダウンロード
戻る