ゴムライニング

ゴムライニングとは配管やタンク等の金属面にゴムシートを接着させて金属の防食に使われます。また、耐電気、耐摩耗を必要とされる箇所にもゴムライニングが使われます。

ゴムライニング カタログ(PDF)

ゴムライニングの種類

硬質ゴムライニング
天然硬質ゴム

広範囲の薬液に対し、優れた耐性をもち、耐老化性もまた優秀で母体金属に極めて強固に接着する良好なライニング材です。またライニングゴム面の機械仕上加工も良好容易に行えます。

特殊天然硬質ゴム

特殊配合による硬質ゴムで天然硬質ゴムに比較して高温域での耐薬品性、耐磨耗性に優れ、ライニング母材との接着性、機械加工性も極めて良好です。

軟質ゴムライニング
天然軟質ゴム

ゴム状弾性をもつライニング材で、配合により種々の硬度を与えることができるライニング材です。
耐磨耗性、 各種薬品に対する耐性に優れ、急激な衝撃に対しても亀裂破損などが生じません。

クロロプレン系合成ゴム

クロロプレン重合体で耐熱性、耐候性、耐薬品性に優れ、更には、中位の耐油性をもつライニング材です。

ブチル系合成ゴム

軟質ゴムライニングの中でも特に耐薬品性、耐熱性、耐磨耗性、耐水蒸気透過性に優れたライニング材です。

ゴムライニング施工例

  • 復水器水室復水器水室カバー
  • タンクタンク
  • 逆洗弁弁箱逆洗弁弁箱
  • 遠心分離機遠心分離機
  • 配管配管
  • バタフライバルブバタフライバルブ
KYOKUTOケモライン(加硫ゴムのライニング材)

ケモライン工場内施工ケモライン工場内施工

KYOKUTOケモラインは、ハロゲンブチルゴムをベースにした耐薬品性に優れたゴムです。低浸透性の特性をもち、アンモニア、硫酸、窒素化合物、酸化化合物、純水(水蒸気)に優れた抵抗性があります。
構造は、加硫ゴム層とCN接着層で、接着力は極めて優れています。 通常、ゴムライニングには、加硫工程が必要ですが、KYOKUTOケモラインは加硫工程が不要です。工場内施工はもちろんですが、大型設備の現地施工にも最適なライニング材です。

ゴムライニング材の主な材質と用途

材質記号 材質名 一般性能 主用途
H-1 天然硬質ゴム 一般耐薬品性、稀硫酸、塩酸 etc 一般耐薬品貯槽、機器など

H-5

特殊天然硬質ゴム 耐熱、耐薬品性etc 耐熱、耐触ライニング、貯槽、
機器など
S-1 ステレオゴム 超耐磨耗性 耐磨機器、配管、ボールミル、
研磨バレル、サンドポンプ、
インペラーなど
S-5 天然軟質ゴム 耐酸、耐アルカリ性、耐磨耗性 etc 貯槽、パイプ、弁箱、弁体など
S-6 天然軟質ゴム 耐酸、耐アルカリ性 etc 弁箱、弁体、貯槽など
S-7 天然軟質ゴム 耐酸、耐アルカリ性 etc 撹拌槽、撹拌羽根、
耐酸輸送タンク、貯槽など
S-8 天然軟質ゴム 耐酸性、耐磨耗性 etc 貯槽、スラリー槽、パイプなど
S-9 天然軟質ゴム 耐酸性、耐磨耗性 etc 現地施工用
(塩酸貯槽、船積タンク)
S-16 クロロプレン系合成ゴム 耐酸性、耐腐食性ガス、
耐アルカリ性、耐海水性 etc
シックナーレーキ、貯槽、
各種パイプ、弁箱、弁体など
S-18 クロロプレン系合成ゴム 耐アルカリ性、耐海水性 etc 現地施工用
(苛性ソーダ貯槽、船積タンク)
S-24 クロロプレン系合成ゴム 耐海水性、耐アルカリ性etc シックナーレーキ、貯槽、
各種パイプ、弁箱、弁体など
S-47 ブチル系合成ゴム 耐弗酸、耐憐酸、耐硝酸 etc 反応槽、貯槽など
S-48 ブチル系合成ゴム
(KYOKUTO ケモライン)
耐熱、耐酸、耐アルカリ、
耐薬品 etc
現地施工用(大型貯槽、パイプ)

ゴムライニング材の製造工程

ゴムライニング材の製造工程

  • 1.母材受入れ
    荷受は缶体に損傷がないように入念に行います。

  • 2.母材検査
    缶体機器の製作基準により、構造、寸法、溶接部の仕上げ状態などの検査を行います。

  • 3.表面処理(ブラスト)

    表面処理(ブラスト)

    母材のライニング面に付着している錆、ミルスケールをグリットブラストまたは、サンドブラストにより表面処理を行います。
    尚、局部的に油脂などが付着しているときは、ブラスト前に溶剤で清拭します。

  • 4.清掃
    ブラスト後、速やかに、グリット、じん埃などが残在しないように入念に清掃します。

  • 5.配合
    所定材料の配合を行います。

  • 6.混合
    配合した材料を混練機で混合調整を行います。

  • 7.練生地検査
    混合練した練生地が規定通り仕上がっているか、材料検査を行い適正であることを確認します。

  • 8.シーティング
    材料検査で合格した練生地をローラヘッド押出し機、またはカレンダーロールにて、所定の厚みのゴムシートを加工します。

  • 9.接着材塗布

    接着材塗布

    ライニング材に適合する接着剤を塗布します。

  • 10.シートライニング

    シートライニング

    ゴムシートを裁断し、ハンドロールで残留エアーのないように圧着成型を行います。

  • 11.加硫前検査
    加硫前に、ピンホール、膨れなどのないことを検査します。

  • 12.加硫

    加硫

    加硫缶に、規定の温度、時間、飽和蒸気による缶内加圧加硫を行います。

  • 13.仕上げ
    ゴムのはみ出しの除去、清掃などを行い、仕上げを行います。尚、外面塗装のご指示があるときは、塗装を行います。

  • 14.完成検査

    完成検査

    完成品については、完成品検査として、外観検査、膜厚検査、硬さ検査、ピンホール検査を行います。

  • 15.出荷
    機器に損傷がないように処置をして出荷を行います。


お問合せ

極東ゴム株式会社
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